離乳食が始まると外出時にも離乳食を持っていくようになりますが、「どんなものを持っていけばいい?」「温める必要はある?」など様々なお悩みが出てくると思います。今回はそんな外出時の離乳食のよくあるお悩みを解決していきたいと思います。
外出先で離乳食をあげるときに必要なもの
- 離乳食
- スプーン
- エプロン
- 手口ふき
- アルコール消毒液orシート
- ミルク
- タオル
- 飲み物
- ゴミ袋
食べこぼしやミルクがついてしまう場合もあるので、着替えがあると安心です。
離乳食の温めはどうする?
市販の離乳食は常温のまま食べられるものもたくさんありますので、外出先ではそちらを利用するのが便利です。なお、冬場で離乳食が冷たくなっている場合や、温かい離乳食でないと食べてくれないという場合には、お湯と離乳食が入るような容器を持って行き、そのお湯の中に浸して温めると良いでしょう。専用のグッズも販売されているのでそちらを利用すると便利です。
手作り離乳食は持ち運びできる?
結論から言うと、手作り離乳食の持ち運びはおすすめしません。理由は「雑菌が発生するリスクがある」から。大切なお子様を雑菌や食中毒から守るためにも、できれば市販の離乳食を利用していただきたいです。でも「どうしても手作りのものをあげたい」「外出頻度が高く市販離乳食は費用がかさむ」という方は以下のことに注意すれば、持ち運ぶことも可能です。
保冷バッグ+保冷剤を必ず使う
手作りの離乳食は傷みやすいので常温での持ち運びはNG。必ず保冷バッグと保冷剤を使い、冷たい状態を保ちます。
長時間の持ち運びはしない
手作りの離乳食は傷むのが早いので、朝作ったものをお昼までには食べきりましょう。前日に作り置きすることや、食べるのがお昼以降になる場合は持ち運びは避けます。
夏場や高温の日は避ける
高温になると通常時よりも雑菌が増えやすく、また食中毒のリスクが高まります。保冷バッグ+保冷剤を使っても、すぐに溶けてしまうような暑い日はNGです。
自然解凍はしない
冷凍されている食材の自然解凍は大人のお弁当ではよく使われる手段ですが、離乳食では絶対にNG。常温での解答は雑菌がとても増えやすいためです。
冷凍されている状態を保つ
しっかりと凍らせた離乳食を保冷バッグ+保冷剤を使い、凍った状態を保ちます。そして食べるときに電子レンジで温めます。※出先に電子レンジがある場合に利用できる方法です。
離乳食を作る際や容器に入れる際に、手を使ったり、口をつけたりすると雑菌がより繁殖しやすくなります。必ず手袋や箸、スプーンを使いましょう。
おすすめの市販離乳食
離乳食初期(5〜6カ月)
離乳食中期(7〜8カ月)
離乳食後期(9〜11カ月)
離乳食完了期(1才〜1才6カ月)
アレルギー症状が出てしまうと大変なので、外出先では初めて食べる食材は避けましょう。市販のベビーフードなら原材料をチェックして、初めて食べるものが入っていないか必ず確認を。
あると便利!離乳食グッズ
スプーン
使い捨てのスプーンを利用すると、帰りの荷物が少し減らせるので大変便利です。自宅に帰ってから洗う手間も省けます。
エプロン
スプーン同様、荷物が減らせるので便利です。水分もしっかり吸ってくれるので、ミルクや飲み物をこぼしたときも安心。
ミルク
粉ミルクや哺乳瓶だけで荷物が増えてしまうので、缶ミルクを利用するのがおすすめ。常温のミルクだと飲んでくれないお子様や、冬場のお出かけにはミルクウォーマーを使うと良いです。
飲み物
赤ちゃんはミネラルウォーター(※1)や、大人が飲むようなお茶(※2)が飲めないので必ず持って行きましょう。荷物を減らしたい方は使い捨ての哺乳瓶を利用するのもおすすめ。※1:ミネラルウォーターに含まれるミネラルが体の負担になります。硬度100mg /L以下の軟水はOKです。※2:カフェインが体の負担になります。カフェインを含んでいない麦茶やコーン茶などはOKです。
最後に
いかがでしたか?外出先での離乳食は「安心・安全」に加えて、「快適さ」も意識して楽しいお出かけにしたいですね。この記事が外出時の離乳食にお悩みのママパパのお役に立てば嬉しいです。