赤ちゃんをお風呂に入れるのってなんだか緊張しませんか?とくに新生児期の赤ちゃんは、首が座っていないため全身フニャフニャ。しっかり支えていないと落としてしまいそうで、どうしても力が入ってしまいますよね。
わたしも初めて息子のポテトくんをお風呂に入れたときは、とっても緊張しました。でも、ポテトくんが生まれる前に色々と調べ、便利グッズを買い揃えていたので、想像していたものよりもずっと快適な育児ライフをスタートさせることができました。
ワンオペ育児でお風呂に入れるのが大変という方、毎回手間取って困っているという方はぜひ参考にしてみてください。
これなら簡単!新生児をお風呂に入れる方法
用意するもの
- バスタオル:3枚
- フェイスタオル:1枚
- オムツ:1枚
- お尻拭き
- ビニール袋:1枚(もしくはオムツポット)
- 綿棒:1〜2本
- ベビーソープ(ポンプ式がオススメ)
- 保湿クリーム
- ガーゼ(小):1枚
- お風呂マット
- 着替え(肌着・洋服)
お風呂に入る前
- 洗面所(お風呂の扉の前)にバスタオル1枚を半分に折り畳み、その上にさらに1枚バスタオルを広げておく。(バスタオルを重ねることでクッション性UP)
- 1のバスタオルのすぐ横に、もう1枚のバスタオルを半分に折っておき、その上に着替えとオムツを広げて置いておく。(肌着と洋服を重ねて置いておくと着替えが楽)
- 1のバスタオルのすぐ近くにオムツ・綿棒・保湿クリームを置いておく。
- 浴室に、フェイスタオル・お尻拭き・ビニール袋・ベビーソープ・ガーゼ・お風呂マットを持ち込む。
- お風呂マットの上に赤ちゃんを寝かせ、オムツを取り、ビニール袋にいれてお風呂の外に置いておく。(お尻拭きは必要な場合のみでOK)
お風呂に入ってから
- 赤ちゃんのお腹にガーゼをのせる。
- シャワーの温度を確かめる。※38度〜39度くらいがオススメ。40度以上はNG。
- シャワーの圧を弱め、手を添えながら優しく、足元からお腹のほうへとシャワーをかけていく。
- 《頭》シャワーを頭にかけたら一旦止めて置き、ベビーソープを手にのせ、優しく円を描くように頭を洗う。
- 洗い終わったらシャワーできれいに流し、フェイスタオルで拭く。※冷えるので必ず拭いてあげましょう。
- 《顔》ベビーソープを額・両頬・鼻・顎に置き、泡で撫でるように洗い、額のほうからシャワーでサッと洗いながす。※赤ちゃんは顔に水がかかっても大丈夫です。思い切ってかけましょう。
- 《体》首筋・脇の下・肘の内側・膝の内側・足の付け根なども優しく、しっかり洗う。※特に首筋は皮脂が溜まりやすいです。シワになっているところも念入りに。落ちにくい場合はガーゼで優しくこすってもOK。
- 《手》片手ずつしっかり開いて洗って流す。※指しゃぶりをしてしまうことがあるので片手ずつ。
- 最後に全身をシャワーでざっと流して終了です。
赤ちゃんのお肌は薄くてデリケートです。シャワーの圧は弱めて、優しくあててあげましょう。
お風呂上がり
- バスタオルの上にのせ、素早く包み、タオルに水分を吸わせるように優しく押さえる。
- 保湿クリームを手に取り、顔から体へと素早く塗っていく。※首筋・脇の下・肘の内側・膝の内側・足の付け根などシワの間もしっかり保湿しましょう。
- 着替えが置いてあるほうのバスタオルへ移し、オムツを履かせる。
- 続いて着替えを着せて、髪が濡れている場合はしっかり拭いて乾かしてあげて終了です。※冷えるのでしっかり乾かしてあげましょう。
保湿はしっかりと丁寧に。この頃の保湿が赤ちゃんの将来の肌環境を左右します。
買って良かった!お気に入りバスグッズ
リッチェル ひんやりしないおふろマットR
- 赤ちゃんを置いたまま体を洗うことができる(両手が使える)
- 冷たくないから赤ちゃんがびっくりしない
- ゆるやかなカーブが赤ちゃんの体にフィットする
- 中心部分が窪んでいて少しお湯を貯められる
- 軽くてすぐ乾くため衛生的
- 素材が発泡スチロールなだけに少し高いと感じる
- 紐やフックなどにかけられず収納場所に困る
- 生後半年くらいまでしか使えない
- カラーバリエーションが少なくお洒落さに欠ける
ベビーバスのように片手で支える必要がない点と、体を隅々までしっかりと洗うことができる形がお気に入り。中心部分にお湯が貯まるので、気持ち良さそうでした。初めての育児で手慣れていない方や、赤ちゃんが大きく支えるのが大変な方、肩こりが辛い方にもおすすめです。水切れがいいのでカビなどの心配もいりませんでした。ただフックをかけるようなものがついていなかったので、浴槽に立てかけておくしかなかったのは残念なポイント。そこさえクリアすれば、デメリットらしいデメリットは感じません。
アトピタ 全身保湿泡ソープ
- 片手で泡が出せる
- 泡がきめ細かい
- 無香料で生まれたての赤ちゃんも使える
- 乾燥しにくい
- パッケージがお洒落ではない
- 皮脂や汚れをしっかり取りたい場合には向いていない
- 洗い上がりさっぱりが好きな方には向いていない
有名なものは一通り試しましたが、やはりこちらが一番。生まれてすぐは皮脂が多い赤ちゃんですが、すぐに乾燥が始まります。これはママの体の中にいたときの胎脂が洗い落とされてしまうためです。もちろん、お風呂上がりにクリームで保湿はしますが、お風呂上がりのつっぱった感じをなくしたくて、色々と探していたところ、こちらに出会いました。汚れは落ちるのにしっとり。なのに、よくあるヌルヌルした感じもありません。このお値段でこの仕上がりは素晴らしいです。
イリユン セラミドアトローション、クリーム
- ベタつかないのにすごく潤う
- 伸びが良く塗りやすい
- 無香料で赤ちゃんも大人もつかいやすい
- ポンプ式で片手でも楽につかえる
- 二重ボトルで清潔
- パラベンや合成色素、香料などが無添加
- 低刺激処方で敏感肌の方もつかえる
- 韓国製のため国産しか使えないという方には向かない
- 無香料ならではの独特の匂いが苦手な方がいる
- 不透明ボトルかつ蓋を開けることができないため残量がわからない
もともと私のお気に入りだったこちらのクリーム。生後すぐの赤ちゃんに使うのには少し抵抗があったため、使用開始は生後1か月頃から。それまでは、別の赤ちゃん専用の保湿ミルクとクリームを使っていました。ただ、ミルクだと軽すぎて乾燥するし、クリームだと保湿はされるけど伸びがよくなく…。こちらはミルクのように伸びがいいのに保湿力も抜群。ベタつかないのに内側から潤う感じがお気に入りです。これを使い始めてから、乾燥がなくなり常にツルツルすべすべ。冬はローションだけで足りない部分にクリームを足して使っています。
買ったけど使えなかったもの
ビニール製の赤ちゃん用バスチェア
中に空気を入れて使うタイプのバスチェアです。私が購入した商品には、足の間に棒(エアポンプ)があるものなのですが、ポテトくんはそれをガシガシと噛んでしまうんです。
そこについている空気口の蓋が気になるのでしょう。噛むのはいいのですが、あるとき重心が前に偏ってバランスを崩してしまい、勢いよく倒れてしまったんです…。おでこ・鼻・口あたりを打ってしまったポテトくんはギャン泣き。それ以来怖くて使っていません。
「目を離さないこと」という注意書きはあるものの、シャンプーや洗顔料を流しているほんの数秒の間だと防ぎようがありません(足で支えておけば防げたかも…)。この棒を噛まない子、噛んでもすぐ興味がなくなってしまうタイプの子は大丈夫だと思いますが、なんでも口にする好奇心旺盛なタイプや、没頭してしまうタイプの子には向かないかもしれません。
自分を洗っている間、待たせておくのに便利だったんですが…残念です。
買っておけば良かった…全力で後悔しているもの
IKEA ベビーケアマット
中に空気を入れて使えるマットです。これがあればバスタオルを重ねなくてもクッション性がありますし、ビニール製なのでお手入れも簡単なので買っておけば良かったなと思います。バスタオルのお洗濯は大変ですし、洗い替えを用意するとすごい枚数になってしまうので、こういったものを活用すると良さそうです。
リッチェル ふかふかベビーバスW
ポテトくんは春生まれなのでおふろマットだけで乗り越えられましたが、秋冬生まれのお子様はお湯に浸けて体を温めてあげたほうが良いと思います。お風呂マットと併用すると楽に入れられそうですね。生後1か月以降は大人と同じように湯船に入ることができますが、浴槽にお湯を貯めなくてもお湯に浸かれるので時短な上に経済的です。
最後に
いかがでしたか?赤ちゃんのお世話の中で大変なことの上位に入るお風呂ですが、工夫次第でそのハードルはグンと下がります。毎日頑張っているママやパパの負担が少しでも軽くなったら嬉しいです。