背中スイッチって何?眠っている赤ちゃんが起きない寝かしつけ方

赤ちゃんがなかなか眠ってくれなくて毎日寝不足で辛い…そう悩んでいるそこのママやパパ、「背中スイッチ」ってご存知ですか?

一度は耳にしたことがある方も、今初めて聞いたという方も、この「背中スイッチ」を知り、赤ちゃんもママパパもぐっすり眠れる毎日に変えていきませんか?

この記事では、背中スイッチとはどういうものかということや起きてしまう理由背中スイッチを押さないコツについてご紹介していきます。

目次

背中スイッチとは

「背中スイッチ」とは抱っこで眠った赤ちゃんを置こうと、お布団に降ろした瞬間に泣き始める現象のこと。

まるで背中にボタンが付いていて、それを押してしまったかのように今までぐっすり眠っていた赤ちゃんが激しく泣き始めるのでそう呼ばれています。このボタンを押すまいと、寝かしつけのたびに全神経を集中させてそっと赤ちゃんをお布団に下ろしているママパパも多いはず。

それなのに何度もスイッチを押してしまって毎日寝不足で辛いし、寝てくれない赤ちゃんにイライラしてしまう…そんな世にも恐ろしい背中スイッチ、実は押さないコツがあるんです。

背中スイッチで起きてしまう6つの理由

背中スイッチで起きてしまう原因はひとつではありません。対策をする前に、まずはなにが原因で泣き出してしまうのかを知ることから始めましょう。

お布団が冷たい

ママやパパの温かくて気持ちいい抱っこでウトウトしていたのに、急に冷たいお布団に降ろされてビックリして目が覚めるパターン。

お布団つめたいよ〜

体勢が変わった

身体がアルファベットのCのように丸くカーブしている抱っこの姿勢は、お腹の中にいたときと同じ体勢で安心。それがお布団に降ろしたことで急に背中が伸びて真っ直ぐになり、驚いて起きてしまうパターン。

抱っこじゃなきゃイヤだ〜

匂いが変わった

ママやパパの匂いは赤ちゃんにとっては安心する匂い。その匂いに包まれて心地よく眠っていたのに、お布団に移動したことで匂いが変わって不安になり、目が覚めてしまうパターン。

ママがいなくなった〜

体が解放された

抱っこで優しく包まれて安心して眠っていたのに、急にそれがなくなって驚きと不安で目が覚めてしまうパターン。

一人はこわいよ〜

動きが変わった

抱っこで背中をトントンされたり、ユラユラと揺らされながら眠ったあと、急に動きが止まったことによって起きてしまうパターン。電車が駅に止まった瞬間、ハッと目が覚めるのと似ていますね。

ユラユラやめないで〜

実はまだ眠っていなかった

目を閉じてウトウトとしていたのに、眠ったと勘違いされてお布団に降ろされて、目が覚めてしまうパターン。

まだ寝てないのに〜

背中スイッチを押さない6つのコツ

お布団を温める

赤ちゃんのお布団を、温かくて心地よい人肌くらいの温度を意識して温めておきましょう。冬場は湯たんぽやカイロなどを活用するのがおすすめ(赤ちゃんを寝かせる前に必ず外しておきましょう)。夏場はひんやり感を防げれば良いので、一時的にタオルやブランケットの上に寝かせ、寝入ったら外しましょう。

Cカーブをキープする

抱っこしているときのCカーブの姿勢を保てるようにクッションや抱っこ枕(トッポンチーノ)で抱っこしたままお布団に置くか、Cカーブをキープできる専用ベッドを活用するのがおすすめ。また、バスタオルを筒状に丸めてドーナツのような形にしてお布団に置き、その上に赤ちゃんをのせるという方法もあります。体がカーブしたままになるようにくぼみ部分を調整することがポイントです。

ママが使っている枕やブランケットを使う

ママやパパが普段使っている枕やブランケットを赤ちゃんのお布団に置き、寝入ったタイミングでそっと外しましょう。いつも抱っこしているママやパパの匂いに包まれて赤ちゃんは安心して眠り続けてくれます。抱っこ枕で寝かしつけをして、抱っこ枕ごとお布団に移動させるという方法もあります。

おくるみで包む

おくるみに包んだ状態で寝かしつけをして、寝入ったらそのままお布団にそっと移動します。ママのお腹にいた環境と似た体勢なので安心感があり、すやすや眠ってくれます。また、音や振動など外部からの刺激によって手足が驚いたように大きく開くモロー反射の予防にもなり、一石二鳥です。

動きを少しずつ小さくする

抱っこでユラユラ揺れている状態から少しずつ動きを小さくし、止まった状態でしばらく待ってからお布団に置きます。背中をトントンして寝かしつけている場合は、お布団に置いてからもしばらくトントンを続けると寝かせた時の振動が誤魔化せるので、背中スイッチが発動しにくいです。

眠ってからしばらくしてから置く

抱っこで眠っている状態から15分〜20分ほど経つと眠りが深くなるので、それを待ってから置きましょう。なお、この方法は寝かしつけからお布団に置くまでの間ずっと抱っこをしていることになるので、他の方法で効果がない場合の最終手段として取り入れるのがオススメ。

さいごに

いかがでしたか?ママやパパの睡眠時間が削られるとストレスが溜まり、そのうち大爆発してしまうことも。赤ちゃんが産まれてから辛いことのTOP3に入るであろう「寝かしつけ」をクリアしてしまえば、心にも時間にもゆとりを持って赤ちゃんに向き合えるはず。毎日がんばるママパパが今日こそぐっすり眠れますように。

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この記事を書いた人

1歳の男の子「ポテトくん」を育てる1児の母。趣味は読書とネットショッピング。ベビーグッズやインテリア、美容に関する情報が大好き。得意なことは整理整頓。毎日がハッピーになる楽しい子育てのお手伝いがしたいという想いで「まるまるポテトくんのママブログ」を開設。

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