もともと絵本大好きな私ですが、現在1歳のポテトくんが生まれてから絵本好きがさらにレベルアップ。日々素敵な絵本を求めて本屋さんやネットをチェックしているわけですが、今回はその中でもポテトくんが大好きな人気絵本作家tupera tuperaさんの作品についてご紹介させていただきます。
人気絵本作家tupera tuperaとは？
亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで、絵本・イラストレーション・ワークショップ・舞台美術・空間デザイン・アートディレクションなど、さまざまな分野で活躍されているお二人です。ユニクロの絵本コレクションの「くだものさん」のパジャマはご存知の方も多いのではないでしょうか（もちろん我が家もゲットしました）。
絵本では「しろくまのパンツ」「パンダ銭湯」「かおノート」「いろいろバス」「うんこしりとり」などを出版されています。またEテレの「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当されているんだとか。
目を引く色使いと独特な世界観がとっても素敵で、知れば知るほどファンになってしまいますね。
tupera tupera作品購入のきっかけ
絵本好きな私ですが、ポテトくんが生まれるまではtupera tuperaさんの存在を知りませんでした。知るきっかけになったのは、ポテトくんが生まれてから3か月が経った頃。そろそろポテトくんに絵本を買ってあげたいなぁと本屋さんをブラブラしているときに、たまたま試し読み用に数冊の絵本が置かれていたのでパラパラとポテトくんに見せてあげたところ、興味津々に目でしっかりと追っていたのが「やさいさん」でした。
最初は目で追うだけだったその絵本も、しばらくするとニコニコと笑うようになり、そのうち声を出して笑うように。何度も繰り返し読んでいたので、生後5か月くらいのときには「やさいさん」という単語をを覚えていて、「ポテトくーん」と呼んでも振り返らない（あえて無視する…）のに、「やさいさーん」と呼ぶと勢いよく振り返るように（笑）続けて「くだものさん」を購入し、それからは沼にはまったかのように次々と。近い将来、全作品ゲットしたいと考えている今日この頃であります。
赤ちゃんにオススメな５冊
やさいさん
土に埋まっている野菜たちを「すっぽーん」という掛け声と共に抜いていく仕掛け絵本。野菜たちの表情の豊かさと、抜いた瞬間の躍動感にワクワクが止まりません。野菜かと思ってページをめくると実はモグラだったり、最後のページに至っては「ずぼおーん」と勢いよく大きな大きな大根が抜けたりと、予想外の展開に最後まで飽きずに楽しめます。
くだものさん
「やさいさん」の果物バージョン「くだものさん」。やさいさんでは「すっぽーん」という掛け声で野菜を抜きますが、くだものさんでは「ぽろりん」という掛け声で果物を収穫します。根菜で土色が多いやさいさんに比べて、りんごやみかんなどカラフルな色合いが多いところも魅力のひとつ。それぞれの果物が持つ葉の色や形の特徴をおさえていて、楽しむと同時に知育にも役立ちそうな一冊です。
ぼうしとったら
男の子や船乗りさん、探検家など様々な人が被っている帽子を取っていく仕掛け本。帽子の下には一体何が隠れているんだろう？そう興味津々に楽しんでくれること間違いなしです。ポテトくんのお気に入りはコックさん。まさか帽子の中にこんなに美味しそうなお料理が隠れているなんて大人もびっくりです。その他のページも予想できない楽しい工夫がいっぱい詰まっています。
かぜビューン
風が吹いて様々なものが吹き飛ばされてしまう仕掛け絵本。ポテトくんを含め、赤ちゃんはまだ「風が吹いて飛んでいく」ということ自体がわからないので、最初は「はて？」という顔をしていましたが、最近では自らページをめくって風が吹く前後の変化を楽しんでいます。ソフトクリームが風に飛ばされて顔にべったりついてしまったり、覆面ヒーローのお面が取れてしまったりと、ハプニング満載な楽しい絵本です。
しろくまのパンツ
しろくまさんが無くしてしまったパンツをねずみさんと一緒に探すというお話。ページがパンツの形に切り抜かれていて、これは誰のパンツかな？と予想しながら進めていきます。パンツの大きさや形はもちろん、柄も凝っていて思わずじっくり見入ってしまいます。他作品に比べて文章量が少し多いので、低月齢のお子様は文章は省いて、絵だけで楽しむのもいいかもしれません。
さいごに
いかがでしたか。可愛いだけじゃない独特で不思議な世界観のあるtupera tupera作品は、子どもだけでなく大人もきっとハマってしまうはず。読んだことのある方はもう一度あらためて、読んだことのない方はぜひ一度読んでみてください。お子様との楽しい絵本タイムがさらに充実しますように。
